世界卓球、2021年初頭に再延期へ 国際大会も10月以降開催目指す

写真:世界選手権ブダペスト大会会場/撮影:ラリーズ編集部

国際卓球連盟(ITTF)は、4日、新型コロナウイルスのパンデミック下での国際卓球の最新状況について協議し、世界卓球団体戦・釜山大会を2021年に再延期することを大会組織委員会に求めると発表した。

世界卓球再延期へ

ITTFによると、2020年9月27日~10月4日に予定されていた世界卓球団体戦・釜山大会に、大多数のチームが韓国に入国できる可能性が低いため、2021年初頭に延期するよう組織委員会に要請するという。

世界卓球は、本来2020年3月下旬の開催が予定されていたが、新型コロナウイルスの影響で9月下旬へと延期となっていた。今回、再延期が確定すれば、今後数週間のうちに、東京五輪・パラ五輪の日程も考慮した2021年の大会計画の見直しを行うことも併せて発表された。

また、ITTFは2020年のワールドツアーなどの国際大会に関しては、最終四半期(10~12月)での開催を目指しているという。

ITTFは6月23日に再び会合を開き、新型コロナウイルスの影響下での今後の決定事項について協議するとしている。

文:ラリーズ編集部

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