本気の「お遍路」仕様!? 和室の軽キャンパー「ミニチュアークルーズ遍路」【GO TO OUTDOOR】

ミニチュアクルーズ遍路 出展:岡モータース

快適に八十八ヶ所の霊場巡拝が可能な軽キャンピングカー

ミニチュアクルーズ遍路 出展:岡モータース

軽自動車の中でも最大クラスの荷室空間を持ち、衝突被害軽減ブレーキや誤発進抑制機能など安全装備も充実、クラストップの燃費性能など、仕事の相棒にも最適な軽バンであるスズキ エブリイ。

以前、そのエブリイを上質な空間を持つキャンピングカーに変身させた「ミニチュアクルーズ」を紹介しました。

今回は、そんな大人の旅を優雅に楽しむミニチュアクルーズに、四国ならではの「お遍路」というコンセプトをプラスした「ミニチュアクルーズ遍路」です!

クルマでお遍路!?と思われる方もいるかもしれませんが、今は歩き遍路だけでなく、いまは自転車や自家用車でのお遍路を楽しむ人も増えているんだとか。

そんな中、四国に本社とショールームを構えるビルダーが、快適なお遍路や四国の旅を楽しめるようにと造り上げた軽キャンピングカーがミニチュアクルーズ遍路というわけです!

ひのき柄で統一された和テイストな室内ですが、雰囲気だけではなく、専用の装備によって快適なお遍路が可能となっています。

特別仕上げで造り上げた畳み風のベッドマット

ミニチュアクルーズ遍路 出展:岡モータース

ベッドマットは遍路エディション専用の特注畳み風仕上げ。汚れに強く掃除が楽々な素材が採用されています。

ミニチュアクルーズ/岡モータース 出典 岡モータース

見た目は畳ですが、スタンダードなミニチュアクルーズと同様に50mm厚で3重構造ウレタンで構成されたコンフォートベッドマットなんです。

ミニチュアクルーズ/岡モータース 出典 岡モータース
ミニチュアクルーズ/岡モータース 出典 岡モータース

そしてこのベッドは21段階でリクライニングするので、座椅子に座ったようにゆっくりと休憩が可能です!

ベッドの下には200Lの収納スペースが用意されており、こちらにオプションの温冷蔵庫を設置することもできます。歩いた後に冷たい飲み物が飲めるのも、快適お遍路には欠かせませんよね!

ミニチュアクルーズ/岡モータース 出典 岡モータース

ちなみに後部ベッド下にも100Lの大型収納庫を装備しており、折り畳み椅子やテーブルなども収納可能となっています。

飾り障子・七色間接照明付きのキャビネット

ミニチュアクルーズ遍路 出展:岡モータース

右リアには飾り障子と七色間接照明付きのキャビネットが設置されています。

ミニチュアクルーズ遍路 出展:岡モータース

さらに、室内天井中央には3灯並びのLEDダウンライトが室内を柔らかく照らしてくれることで、癒しの空間をつくりあげています。

ミニチュアクルーズ/岡モータース ジャパンキャンピングカーショー2020

このキャビネットには跳ね上げ式テーブルも設置されており、広いスペースで作業ができるところが大変便利です。

シャッター式収納庫付のキャビネット(本棚付き)

ミニチュアクルーズ遍路 出展:岡モータース

左リアキャビネットにはシャッター付きの収納庫や本棚が用意されています。参拝の証を残す納経帳やガイドブック・地図などを収めるのに最適ですね。

ミニチュアクルーズ遍路 出展:岡モータース

キャビネット収納庫の取っ手にもこだわっており、日本古来の家具に使用される重厚な質感となっています。

杖ホルダー&スライドフック

ミニチュアクルーズ遍路 出展:岡モータース

お遍路に欠かせないのは「白衣」「輪袈裟」「菅笠」「金剛杖」の4点セットです

そこで、2人分の杖を収納するキャビネット備え付け杖ホルダーを標準装備。かさばることなくスッキリ収納できる親切設計。

ミニチュアクルーズ遍路 出展:岡モータース

さらに左リアキャビネット側には、菅笠や白衣などを掛けるのに便利なフックを4ヶ所用意。自由な使い方に対応できるようフリースライド仕様となっています。

車両詳細

ミニチュアクルーズ遍路 出展:岡モータース

・スズキ エブリィバン

・定員 乗車4名/就寝2名

・全長3395mm×全幅1475mm×全高1895mm

・サブバッテリー(85Ah)/DC12Vコンセント 各1ヶ所

・シンク周りはオプション

・価格は185万円(税別)から

ミニチュアクルーズ遍路 出展:岡モータース

日本のキャンピングカーらしい、和み演出が各部に施され、安らぎの空間を造り上げられていましたね。

小回りが利き、運転のしやすいエブリイ「ミニチュアクルーズ遍路」に乗って、四国の街並みや自然、土地の食や温泉を楽しみながら、快適に八十八ヶ所の霊場を巡拝してみてはいかがでしょうか?

内外装をもっと見たい!という人はフォトギャラリーをチェックしてみてくださいね。また、スタンダードなミニチュアクルーズの画像も用意しましたので、両車を比較して楽しむことも可能です!

[筆者:武内 祐徳(タケウチ ヒロノリ)]

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