9割で患者と収入が減少 小児科と整形外科は全てで収入減

新型コロナウイルスの影響で、歯科を含めた三重県内の医療機関の約9割で、患者数や収入が減ったとする調査結果がまとまりました。

調査は、医師や歯科医師が加入する三重県保険医協会が、県内の開業医約1400人を対象にアンケート形式で行いました。

調査結果によりますと、去年4月と今年4月を比較して外来患者数が減ったと回答したのは全体の9割に上り、小児科と整形外科は回答した全員、歯科で97パーセント、内科で92パーセントとなりました。

また、収入が減ったと回答した人は、小児科と整形外科で100パーセント、内科と歯科で91パーセントに上りました。

調査を行った県保険医協会では、新型コロナウイルスによる外出の自粛が医療機関の経営に深刻な影響を与えているとして、全ての医療機関に対する給付金などの支援を県に求めています。

© 三重テレビ放送