全国知事会議が4日開かれ、新型コロナウイルスの感染予防と経済再生の両立を目指す日本再生宣言が採択されました。
今回の全国知事会議は当初、滋賀県で開かれる予定でしたが、新型コロナウイルスの影響によりウェブ上で開かれました。
会議では、新型コロナウイルスの感染予防と経済再生との両立を目指す取り組みについて意見が交わされ、参加した知事からは、今後海外との往来再開も見込まれる中で、国の水際対策の強化を求める意見が多く出されました。
また三重県の鈴木知事は、今後の感染拡大に備えこれまでの対策の総括が必要だと提案しました。
鈴木知事は「感染症対策に関する県独自の条例を制定していきたいと思っている。国と地方が連携して、今回の対策に対する評価・総括をしていく必要がある」と話しました。
全国知事会議でまとめられた宣言には、今後の医療・検査体制の再構築に向け、これまでの感染ルートやその対応について収集・分析を行って全国で共有することや、5Gをはじめとしたデジタル技術を活用し分散型の国土づくりを目指していくことが盛り込まれました。
