布マスク170枚を紐差小に寄贈 平戸のまちづくり運営協議会

地域の高齢者から手作りマスクの寄贈を受けた児童代表ら=平戸市立紐差小

 平戸市の紐差小学校区まちづくり運営協議会(まちづくり協、村節雄会長)は5月27日、地域の高齢者が手作りした布マスク170枚を、同市紐差町の市立紐差小(田口浩幸校長、119人)に寄贈した。
 同小校区内の高齢者有志は新型コロナウイルス感染症拡大を受け、子どもたちの生活を支えようとマスク作りに取り組んだ。同小の全児童と教職員に1枚ずつ行き渡る枚数が用意できたため、同協議会にマスクを寄託した。
 同協議会の廣田耕太郎事務局長らが同小を訪問。「紐差小の皆さんを思って作ったもの。ウイルスや風邪に負けないでください」とあいさつし、児童代表の6年生3人に手渡した。
 受け取った6年の作江悠莉愛(ゆりあ)さん、川口夢心(ゆめと)さん、田中滉雅(こうが)さんは「大切に使います」などとお礼。田口校長は「子どもたちを見守っていただき、心強い」と話した。

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