「サイズが小さい」市民の声寄せられ... 『アベノマスク寄付箱』を市役所に設置

長野県小諸市は、新型コロナウイルス対策のため、政府が全世帯に2枚ずつ配られている布マスク、いわゆる「アベノマスク」を寄付したい人のために、専用の「寄付箱」を市役所に設置しました。

小諸市役所に設置された「マスク寄付箱」(長野県小諸市)

小諸市内でも、先日から「布マスク」の配布がはじまりました。すると、受け取った市民から「サイズが小さいため、市に寄付し必要な方に活用してほしい」などの声がこれまでに4件寄せられているということです。

そこで、市は、きょう午後2時ごろ、市役所1階の入口付近に「マスク寄付箱」を設置しました。市は、「寄付してもらったマスクは、第2波、第3波に備え、必要とする人たちに届けたい」と話しています。

「マスク寄付箱」は、1ヵ月程度設置する予定です。

長野県世論調査協会が実施した、県民意識調査では、「布マスク」が必要だったかについて、「必要ではなかった」が75%、「必要だった」は13%にとどまっています。

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