6世紀以来の閉堂・四天王寺 8日から拝観再開

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため4月10日から閉堂していた聖徳太子ゆかりの四天王寺(大阪市天王寺区)が8日から拝観を再開する。

閉堂中の四天王寺

 四天王寺によると、太平洋戦争の空襲でお堂が焼失して参拝できなくなったことはあったが、自主判断での閉堂は6世紀(西暦593年)に聖徳太子が創建して以来初めてだった。

 四天王寺は「聖徳太子が創建して以来、数々の戦乱や火災に巻き込まれてきたが、まず人と接触しないことが命を守るために大事だと認識し、救済・信仰の場として多数の参拝者の皆様にお集まり頂くことは、控えねばならならなかった」とコメント。

 

自主判断での閉堂は6世紀(西暦593年)に聖徳太子が創建して以来初

 感染症対策のため当面は開門10時~閉門15時。車での境内への乗り入れも不可。少人数での参拝とマスクの着用を呼びかけている。

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