福島県の J リーグ・クラブ福島ユナイテッド FC（福島県会津若松市）は 6 月 1 日、選手が育成する農産物や福島県産の商品を購入可能なオンラインショップ「福島ユナイテッド FC 農業部 公式オンラインショップ」をオープンしたことを発表した。同クラブはオンラインショップを通じて、新型コロナウイルス感染拡大で続く外出自粛の中でも、福島県の旬の味覚を自宅で味わって欲しいとしている。
同クラブは東日本大震災の原発事故による風評被害の払拭と福島県産品の PR を目的に、県内農家の協力のもと選手・スタッフが農産物の育成を行う「農業部」を 2014 年より開始。
活動当初より試合会場やイベント会場で対面販売を行う「ふくしマルシェ」を通じた消費者と生産者を繋げる活動を行っていたが、生産者側にお取り寄せ用の窓口がない、あってもそれを PR する方法がないなどの理由で、その後の誘客が思うように拡がらないという課題があった。
そこで同クラブは自らが生産者と消費者のハブとなることで、主体的な課題解決に繋げたいとの想いから、株式会社 SKIYAKI（東京都渋谷区）の協力のもと、このオンラインショップを立ち上げた。
同クラブはスローガンである「繋がりタオす」を合言葉に、福島県の魅力と全国のファンを「繋ぐ」きっかけとなるような活動を、今後も精力的に続けていくという。
■ 福島ユナイテッド FC 農業部 公式オンラインショップ
https://fufc-nougyoubu.com
■ 販売商品
・選手がつくる農産物（桃、アスパラ、ル・レクチェ、ぶどう、米、りんご）
・その他、福島県産品（加工食品、野菜・果物、肉、お菓子、飲料など）
