大雨被災市道の災害復旧事業も 松浦市、26議案発表

 松浦市は5日、12日開会の定例市議会に提出する総額約9億9070万円の本年度一般会計補正予算案など26議案を発表した。
 補正予算案の主な事業は、GIGAスクール構想の実現に向けて児童生徒や教職員に1人1台タブレット型端末を配置する「小・中学校ICT整備事業」約1億3200万円。2018~19年の大雨で被災した市道の災害復旧事業約6億6310万円。九電玄海原発からおおむね10キロ圏内にある黒島、飛島にヘリポートを整備する「原子力災害時避難円滑化モデル事業」約2750万円など。
 5月27日に専決処分した総額約2億3560万円の新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急経済対策など5件の承認、「市内経済循環と市外需要の獲得の推進に関する条例」案など条例関係9件を提案する。
 市議会議会運営委員会が開かれ、会期を12日から19日までと申し合わせた。一般質問は15日。答弁を含めた持ち時間(1人1時間)を30分に短縮し、5人が登壇する。

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