【MLB】アスレチックスがマイナー選手の手当支払いへ一転 オーナー謝罪「間違いだった」

現地時間6月5日、6月以降はマイナーリーガーへの週400ドルの手当の支払いを打ち切ることを発表していたアスレチックスが考えを改めたと現地メディアが報じている。

6月以降の手当支給の中止を決定したのはメジャー30球団の中でもアスレチックスのみであり、その結果、強い批判に晒されることになった。結局アスレチックスは、6月頭から本来のマイナーリーグのシーズンの終了時までの手当の支給へと姿勢を変えている。

「私たちは明らかに間違った決定をした」とオーナーのジョン・フィッシャーは後悔を見せている。

また、ほとんどの球団が多くのマイナーリーガーを解雇しているが、アスレチックスはそれを行うつもりがなく、10月末まで休業を余儀なくされている球団職員のための緊急時準備金を用意するつもりであるともフィッシャーは述べている。

これらの措置は素晴らしいものではあるものの、"唯一マイナーリーガーへの手当支給の中止をした球団"という、マイナスの印象を拭うのはなかなか大変そうだ。

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