梅雨前線が活発に 九州南部・奄美は大雨 土砂災害に警戒

6日午後1時の雨の様子(高解像度降水ナウキャスト)

 九州南部では、あす7日(日)未明にかけて、土砂災害に厳重に警戒し、きょう6日(土)夕方にかけては、低い土地の浸水、川の増水や氾濫に警戒が必要だ。奄美地方ではきょう夜遅くにかけて土砂災害に警戒が必要となる。

梅雨前線活発 日曜朝にかけて局地的に非常に激しい雨

6日午前9時の実況天気図と気象衛星

 九州南部付近にある梅雨前線の活動が活発となり、九州南部・奄美地方では大気の状態が非常に不安定となっている。

 きょう正午までの24時間雨量は、鹿児島県屋久島町で161.0ミリを観測。奄美地方の十島村中之島では、72時間降水量の日最大値の総降水量が670.0ミリに上っている。

九州南部ではあす未明にかけて、奄美地方ではあす朝にかけて、局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となるおそれがある。引き続き、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれもある。

 あす正午までの24時間予想降水量は、いずれも多い所で、鹿児島県(奄美地方を除く)150ミリ、奄美地方は100ミリ。

 土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水や川の増水や氾濫に警戒が必要だ。また、落雷、竜巻などの激しい突風のおそれもあるため、注意が必要となる。

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