世界土壌微生物オリンピック 金賞の水田で田植え 楽しむ米文化

三重県志摩市の水田では6日、日本の米文化を学ぶ地域の人たちが健康を祈って田植えを行いました。

志摩市磯部町にある水田は、土壌の豊かさを競う「世界土壌微生物オリンピック」で2015年に金賞を受賞しました。

水田を所有する森和夫さんが体にいい米を植えて健康を祈願しようと、5年前から地域の人たちに声をかけて米作りを始め、6日は朝から約20人が集まりました。

苗は、古くからこの地域で育てられている「ヤマトヒメ」や酒米の「伊勢錦」など4種類で、参加者は種類ごとに苗を植えていきました。

秋には収穫し、自然に感謝しながら新米を味わったり、冬になればしめ縄を作って新しい年を迎える準備をするなど日本の米文化を楽しむということです。

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