アマゴやウナギ減少 「大きく育て」いなべでアマゴ放流

恵み豊かな昔の川の姿を取り戻そうと6日、三重県いなべ市の山間部を流れる川に1万匹のアマゴが放流されました。

環境の変化にともない、地元の川からアマゴやウナギなどの生き物が減ったことから、小原一色地区の自治会と植物活力剤を製造販売する「フローラ」が毎年放流しています。

12回目となる今回は、地元の住民ら約100人が参加し、体長5センチほどのアマゴの稚魚を放流しました。

放流されたアマゴは、近畿大学の水産研究所で約1年間かけて育てられたもので、子どもたちは「大きく育て」と願いを込めて川に放していました。

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