男性５人組ダンス＆ボーカルグループ「Da-iCE（ダイス）」が、２１日に史上初の３ＤＣＧコンサートを配信することになった。
エイベックスやＡＢＥＭＡの発表をまとめると、ライブはＩＴ大手・サイバーエージェントグループが開発したバーチャルオンラインステージ「ＡＢＥＭＡアリーナ」のこけら落とし公演として開催。
撮影には、国内に３台しかないという高性能カメラが使用され、５人のダンスパフォーマンスがＣＧ背景とリアルタイムで合成されて生配信されるという。
同グループは「オンラインライブツアー」と題して、７月２６日と８月１６日にもオンラインでライブを開催。公演ごとに曲目を替え、ＣＧとＡＲ（拡張現実）を駆使したステージを繰り広げるというのだ。
グループ名は「ＤＡＮＣＥ」とサイコロの「ＤＩＣＥ」を掛け合わせた造語で、１１年１月に結成。１２年１２月にファーストミニアルバムを発売。１３年１月に初のワンマンツアーを開催。１４年１月にシングル「ＳＨＯＵＴ ＩＴ ＯＵＴ」でメジャーデビューを果たした。
メンバーはリーダー兼任パフォーマーでアニメヲタクとアイドルヲタクの工藤大輝。メンバーで唯一社会人経験がある岩岡徹。プロ野球・中日のエース左腕と同姓同名で同年齢の大野雄大。舞台俳優としても活躍する花村想太。ＹｏｕＴｕｂｅでダンス動画を配信する和田颯の５人。
「事務所はエイベックスでレコード会社はユニバーサル。エイベックスとしては、何とか成長させて今年いっぱいで活動を休止予定のＡＡＡの後釜に据えたいところ。今回のオンラインライブによってどこまで人気と知名度をアップさせるかが今後にカギになるだろう」（音楽業界関係者）
まだまだ“伸びしろ”がたっぷりありそうだ。
