「ホストは非常識」 小池都知事に名指しされ激怒しているが「それは当然」という声

写真はイメージです。

新型コロナウィルス感染症問題は、緊急事態宣言が解除された後、東京アラート発動という事態になりました。

感染の警鐘を鳴らす「夜の街」として、東京都の小池百合子知事が歌舞伎町を名指したことに対して、歌舞伎町のホストクラブ関係者は激怒しているのです。

『どんだけ歌舞伎町を悪くさせたいのか 小池よ目当てのホストでも1人締めしたいんか!』

と元カリスマホスト、現経営者もSNSに投稿していました。

6月2日までの1週間に確認された感染者114人のうち、約3割にあたる32人が、休業要請が解除されていない接待を伴う飲食店従業員等「夜の街」に関係するという。このうち約4割が新宿区での感染とみられると報じられました。

今回は、報じられていないホストクラブのヤバい側面について、現場の声を集めてみました。

「ホストクラブ、キャバクラは悪くないとテレビに出演して表明したり、政府に陳情したり、一見すると意外にもマトモに見えるホスト業界ですが、一般人の想像を絶する非常識な輩がたくさんいます」

と元ホストクラブ幹部が当サイトに語ってくださいました。

「有名大学卒で、ホスト業界の改善に寄与するコンサルタントとして活躍する元カリスマホスト社長は、一見、インテリですが、小学生並みの言葉の間違えをしています。店を経営していた時は、『エバってはいけません』を社訓としてロッカールーム壁に掲示していました。『威張る』を『エバる』と勘違いしたまま、大人になり、偉くなってしまったのでしょうか。訂正するように指摘してもスルーされました」

その他にも、計算できない幹部も少なくないようです。

「百分率、割合、少数の計算ができない人は社長にもいました。ホストクラブはタックス名目で料金に3割加算する店が少なくないんですが、3倍請求しているマネージャーもいました。お客さんも酔っているし、計算苦手だから、気づいたら法外な請求額になってしまいます。飲み代を月末払い等にしたのに払わないで逃げたお客さんに取り立てたり、裁判沙汰になったりという悲劇は、小学校低学年並みの計算力が原因ということもあるんです。小学生並みの国語力、算数力の指導者の下で、新人ホストが教育されていくと非常識な輩に磨きがかかってしまうのでしょうね」

色々な問題が山積みの夜の街ですが、こんな内部告発があろうとは一般人の想像を絶する闇があるのかもしれません。(文◎神田川涼香)

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