県内に出されていた休業要請がすべて解除されてから、最初の日曜日となったきょうの街の様子を取材しました。
奈良公園や東大寺周辺では晴天に恵まれたこともあり、散歩に訪れた家族連れや観光客の姿が見られました。
訪れた人は「ずっと家にいてストレスがたまることもあったんですけど、健康を考えるという面では勉強になったかなと思います。繁華街にしても人が少なくなって寂しいなと思うところはあったんですけど、最近出歩いてみると人も多くて、賑やかになってきたなというのが第一印象です」 と話しました。
一方で、近鉄奈良駅観光案内所によると６月１日以降の利用者は一日あたり多くても１００人ほどで、新型コロナウイルスの感染拡大前と比べて１０分の１程度に留まるといいます。
街は少しずつ活気を取り戻しつつありますが、元の姿に戻るまではまだ時間がかかりそうです。
