DeNAソト&オースティン特大連続弾 本塁打王争い、もう開幕?

【横浜DeNA-日本ハム】6回横浜DeNA無死二塁。ソトが2ランを放ち3点目を挙げる

 横浜DeNAが4─0で日本ハムを下した7日の練習試合。開幕より一足早く、本塁打王争いが始まったようだった。ソト、オースティンが2者連続の特大アーチで競演したのは六回の攻撃だ。

 まずは無死一塁から2番ソト。「スゴイ! 感触良く捉えられた」と142キロの直球を振り抜き、無人の左翼席上段へ2戦連続となる2ラン。右手首のけがから完全復活を印象づけた。

 「(ソトは)相手にとってデンジャラス。心強いよ」と認める次打者オースティンも、2年連続本塁打王を上回る飛距離で続いた。低めの144キロを左中間場外へ。前の2打席で凡退しており、「最後まで球を見ることを強く意識した」と修正した。

 アベック弾は3月7日のソフトバンク戦以来。ラミレス監督も「ソトで積極的に攻め、オースティンでしっかり四球を選んでもらう戦術もできる」と好感触だ。9日の巨人戦からは2人の打順を入れ替え、適性を見極めるという。

 オースティンは愛妻の米国帰国を「ベリーサッド」と寂しがりながら、「ラインアップに名前が挙がれば活躍するように頑張るだけさ」と頼もしかった。

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