薬局でワクチン投与 州議会で法案可決

ューヨーク州議会上院は先月27日、同州の薬局で新型コロナウイルス感染症のワクチンを取り扱える法案を可決した。同日付amニューヨークが伝えた。

同法案により、アメリカ食品医薬品局が承認したワクチンを、承認から90日後に、資格のある薬剤師が投与できるようになる。ただし、薬剤師によるワクチン投与を許可することが公衆衛生の最善の利益になることを、施行前に州の保健教育委員会が共同で証明する必要がある。

法案を支持するブラッド・ホイルマン議員は声明の中で、「2万3000人以上の住民が命を失い、数百万人が経済的困難に直面している。治療法を見つけるためには、可能な限りのことを行う必要がある」と述べ、ワクチン投与を薬局で広く利用できる重要性を訴えた。

現在開発中の同ウイルスに対するワクチンは、90種類以上にのぼる。

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