消毒水製造装置 鎌倉など6自治体に寄贈 デイリーテクノ

冨田社長(右から3番目)が次亜塩素酸水生成装置を各自治体担当者に寄贈した=逗子市役所

 次亜塩素酸水生成装置の製造販売を手掛ける「デイリーテクノ」(東京都)が4日、鎌倉、藤沢、秦野、座間、伊勢原、南足柄の6市に装置を寄贈した。

 冨田守社長(81)=逗子市在住=によると、同社の装置は体に優しいとされる微酸性の次亜塩素酸水を生成し、手指消毒や食材の洗浄殺菌などで食品業界を中心に利用されている。

 冨田社長は「消毒効能が薄く塩素濃度が指定値より高いものが次亜塩素酸水として出回っているケースがみられる。厚生労働省に食品添加物として指定されているこの次亜塩素酸水を衛生管理に使ってほしい」と話した。同社はこれまで逗子、三浦市と葉山町にも装置を贈っている。

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