いよいよ今週末から再開されるラ・リーガ。
そうしたなか、バルセロナのオランダ代表MFフレンキー・デヨングが『BBC Radio 5 Live』のポッドキャスト配信に登場した。
今季バルサに加入した新星は、様々な話題について語っている。
フレンキー・デヨング
「(アメリカで起きた黒人男性死亡事件について)
まだこんなことが存在していることに、とても悲しくなる。
こんな考えをしている人達がいることは想像できない、本当におかしい。
僕らのロッカールームには南米、オランダ、スペインなど世界中の選手たちがいる。僕らは一体になっている、肌の色や出身は関係ない。
多くの人達に伝えることができるので、(人種差別との闘いにおいて)スポーツは大きな役割を果たすことができる」
「(新型コロナについて)
自分はウイルスに感染しなかったけれど、生活はこれまでとは違う。(ただ)人としての自分が変わることはないと思う。
彼女と多くの時間を過ごしたし、オランダにいた僕らは外に出ることもできた。スペインよりはややゆとりがある状況だったね。
グループごとの練習では、他のグループが出るまで待たなくてはいけなかったんだ。彼らに『やあ!』と言うこともできなかったのは、本当におかしな感じだったね。
練習のインテンシティは高いよ。僕らは中断した時よりもよくなっているかもね。
(プレーに復帰したとき?)特別なものが去来すると感じている」
フレンキー・デヨング
「(バルサへの移籍について)
バルサでプレーするのが夢だった。オランダ以外でお気に入りのクラブだったんだ。
自分に本当に興味を持ってくれていると示してくれたことで、選択がより簡単になった。
最初はバルサが本当に自分を欲しがってくれているとは感じていなかったんだ。
でも、スタメンになれる可能性は十分にあると言ってくれたし、(移籍を決断するのは)とても簡単なことだったよ。
彼(バルトメウ会長)は他のクラブやグアルディオラについて話した。バルサ時代の彼(ペップ)は凄かったと。
グアルディオラは最高の監督だったとしつつ、『人生を楽しみたいなら、バルセロナでプレーしたい(はず)』と言われたよ。
時々、車で練習場に向かっている時に空を眺めながら、『これは子供の頃から常に求めていたもの、夢だ』って考えることもあるんだ。本当にハッピーだよ」
「(バルサ、メッシについて)
アヤックスとオランダ代表で自分は違う役割を担っていた。ただ、どちらもダブルボランチでプレーしていた。
自分は適応しなければいけない。問題はないけれど、僕は成長できるよ。
自分は極端に守備的でも攻撃的でもない時に本領を発揮する」
「もしメッシがアドバイスをくれるなら、それを受け入れるよ。彼は断トツで世界一の選手だからね。
もし彼が助言してくれるなら、耳を傾ける。
彼から低い位置やサイドに行かなければいけないと言われることもあるんだ。些細なことなんだけど、それが違いを生み出すんだよ」
メッシがくれるわずかなポジショニング修正の指示が違いを生み出すと述べたデヨング。そんな彼はメッシの目の前でこんな超絶技巧もやっている。
インテルをあざ笑う圧巻のボールテク!本当にキープ力がすごい…。
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本人にはどちらかに偏るのではなく守備も攻撃もやるというのが好みのようだ。