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西海市西海町の市立西海東小(高尾晃校長、144人)の5年生33人が5日、カサゴ(アラカブ)の稚魚約2万匹を針尾瀬戸に放流した。
同町の瀬川漁協(菊地彰彦組合長)などが1999年から取り組む水産資源増殖事業の一環。地域で働く人を調べる総合学習の一環として毎年児童が参加している。
同町の畑下港から漁船で出港し、体長4、5センチの稚魚を放流した。終了後、職員が生態や漁法などを説明。岸川煌遥君(10)は「アラカブは海の深さで色が違うと聞き面白かった」と話した。12日は市立西海北小の児童も体験する。