元中日ドラゴンズ岩瀬仁紀氏、前人未到の400セーブ後のインタビューで

東海ラジオ『ドラゴンズステーション』(月~金16:00~19:00)6月4日のコメンテーターは、通算407セーブのプロ野球記録を持つ岩瀬仁紀氏。試合後のヒーローインタビューを振り返る「プレーバックヒーロー」のコーナーで、区切りの400セーブ目を挙げたときの試合について話した。

その試合は、2014年7月26日、ナゴヤドームで行われた巨人戦。中日は、2点を追う6回に、大島の内野ゴロの間、和田の四球で同点に追いつくと、森野の3点タイムリー2ベースで勝ち越した。そして、3点リードの9回、岩瀬がマウンドへ。3連打で1点を失ったものの、最後は、阿部から三振を奪って、7対5で逃げ切り勝ち。岩瀬が、前人未到の400セーブを達成した瞬間だった。

試合後のヒーローインタビューで岩瀬は「ほっとしたというか、うまくいかないというか、そんな気分」と、最後3人で締められかった思いを述べた。さらに「2アウトを取ってから、少し慌てたというか、急ぎ過ぎた」と2アウトからの失点を悔やんだ。そして「ひとつひとつの積み重ねで、ここまできたが、これから先もあるので、きちっと0点で抑えられるように、しっかりやっていきたい」と続けた。

スタジオで岩瀬氏は、当時の心境について「2アウト取って、早く終わりたいという気持ちが先行した」と振り返り、さらに「(試合が)終わった瞬間、ほっとしたが、よく考えたら、このシーンがずっと後まで残ると思ったときに、やばいと思った」と、大記録達成のシーンが、セーブ王らしくビシッと決められなかったことが、今となっては残念そうだった。

東海ラジオのプロ野球解説者がコメンテーターを務める『ドラゴンズステーション』(月~金16:00~19:00)。岩瀬氏のほか、ドラゴンズステーション東海ラジオのプロ野球解説者は、権藤博氏、鈴木孝政氏、鹿島忠氏、山本昌氏、山﨑武司氏、谷繁元信氏、大西崇之氏、井端弘和氏、森野将彦氏、など。

ドラゴンズステーション

放送局:東海ラジオ

放送日時:毎週月曜~金曜 16時00分~19時00分

この番組をラジコで聴く

※放送情報は変更となる場合があります。

© 株式会社radiko