コロナ対策107億円提案 知事の対応巡り論戦へ

 新型コロナウイルス対策として事業費約107億円を追加提案する6月定例県議会は8日、開会した。感染拡大を受けて県が外出自粛や休業要請を呼び掛け、中小企業を対象とした緊急経済対策などの施策を打ち出して以降、初の定例会となる。11日から始まる一般質問では、休業要請や経済対策などで対応の遅れが批判された河野知事の姿勢を巡り、県議との論戦が交わされるとみられる。県内26市町村も8日から順次6月定例会を開会しており、新型コロナ対策予算や首長の発言が注目される。

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