立憲、社民 合流へ確認事項文書化し党内議論へ

 自民、公明の連立政権に替わる「野党連立政権」が、安倍政権の暴走食い止めに求められる中、立憲民主党と社会民主党が合流に向け、両党党内議論を行うため、確認事項を今月中に文書にまとめる。

 8日、立憲民主党・福山哲郎幹事長と社会民主党・吉田忠智幹事長が会談。立憲民主党は党HPで「合流に向けての基調的な確認事項(合流に向けての背景と考え方)、個別の確認事項(合流した場合の綱領、党員・パートナーズ制度、地方組織の在り方、機関紙、党職員の雇用等)について、一定の方向性が見えてきた」との認識を共有し「文書にまとめる作業を加速させることで一致した」と掲示。文書は「今月中にまとめる」。

 まとめた文書をベースに、両党は党内で議論し、その結果を受けて議論をさらに深めることになる。社民党の地方組織がどのような認識と対応をとることになるのか、社民党の福島みずほ党首、吉田幹事長のリーダーシップ、統率力が合流への大きなカギになりそう。(編集担当:森高龍二)

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