三重県津市にあるセントヨゼフ女子学園高校・中学校では8日、東京にいる講師と学校をつないでのオンライン講演会を開きました。
全校生徒が体育館に集まっての講演会を毎年、開いていますが、今年は新型コロナウイルスの感染を防ぐため初めてオンラインでの開催となりました。
グローバル教育を推進する団体を立ち上げ、世界で活躍している辰野まどかさんが、それぞれの教室のプロジェクターに映し出され、17歳での海外訪問が人生の大きな転機だったと振り返り「自分が感じること、どうしたら将来を良くしていけるか考えることを大切にしてほしい」と呼びかけました。
セントヨゼフ女子学園では、6年前から順次、全校生徒に1人1台、タブレット端末を配布し、新型コロナウイルスの感染拡大にともなう休校中にも、オンラインでの授業や動画の配信を行ってきました。
今後は、海外の姉妹校などとのオンライン交流も考えていきたいとしています。
