楽しめるのは数日だけ  柔らかな黄色の花 菩提樹が満開

三重県鈴鹿市にある光明寺では、お釈迦様にゆかりのある菩提樹の花が満開となり、訪れる人たちを楽しませています。

光明寺は室町時代に建立された寺で、菩提樹の木は今から250年以上前に本堂を建て直した際に植えられたといわれています。

今年は、例年よりも4・5日早く咲き始め、いまが見ごろとなっています。

花の時期は1週間程続きますが、菩提樹の花は日が経つと茶色に変わるため、柔らかい黄色の花が楽しめるのは、3・4日程しかないということです。

また、境内には先代の住職が俳人・山口誓子の弟子だったことから、誓子が寺を訪れた際に菩提樹を愛でて詠んだ句碑も建てられています。

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