大京穴吹不動産、リースバック利用拡大注力

大京穴吹不動産(東京都渋谷区)は6月9日、自宅を売却後もそのまま賃貸して住む「買い取り賃貸居住サービス」を「大京穴吹不動産のリースバック“売っても住まいる”」に名称を変更。サービス専用サイトも開設した。セミナーやウェブ相談会も実施する。

リースバックの対象物件は居住用マンションで、査定額は同社の通常買取査定時と同等となる。売却後の居住は1年、2年、5年の定期建物賃借契約から選択する。延長や更新はできないが、満了後は同社の監理している賃貸住宅や業務委託先の日本老人ホーム紹介サービスセンターを通して、約3000室の施設を紹介可能という。住宅設備のトラブル時の24時間受付や、無償修理のサービスもある。

大京穴吹不動産ではリースバック専用サイトの開設の他、リースバックに関する説明会やテレビ会議システムを使った相談会も行う。日本老人ホーム紹介サービスセンターと提携し、7月から高齢者向けセミナーも開催する予定となっている。

大京穴吹不動産はリースバックのPRを強化していく

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