親子でミクロの世界満喫 長崎市科学館 微生物の生態学ぶ

タマムシを顕微鏡で観察する親子=長崎市科学館

 長崎市油木町の市科学館で7日、親子で楽しむ科学教室「ミクロの世界を観察しよう」があり、親子6組13人が参加。日常では目にすることが少ない微生物などの生態を学んだ。
 教室では、同館のスタッフが顕微鏡で見える生物などをクイズ方式で紹介。長崎市立大浦小の桑岡佳朗教諭が講師を務め、顕微鏡の使い方とピントの合わせ方を分かりやすく解説した。
 児童たちは花粉や昆虫、微生物などをそれぞれ選び、顕微鏡でじっくりと観察。メダカの卵が動く様子を確認すると、「すごい」「動いた」などと歓声を上げ、スマートフォンで撮影するなどして楽しんでいた。
 タマムシやチョウの標本を熱心に観察していた長崎南山小2年の野本和希君(8)は「いろんな色に見えてとてもきれいだった」と目を輝かせていた。

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