原水禁集会「長崎らしく」 反核9の日座り込みで松田会長

原水禁長崎集会などについて報告があった反核9の日座り込み=長崎市、平和公園

 核兵器廃絶と世界平和を訴える「反核9の日座り込み」が9日、長崎市松山町の平和公園であった。原水爆禁止県民会議(県原水禁)の松田圭治会長は8月8日に長崎市で開く原水禁長崎集会について「被爆75年の節目の大会。長崎らしいものにしたい」と述べ、参加者に協力を呼びかけた。
 例年8月7~9日に原水禁長崎大会があり、全国から参加者が集まるが、今年は8日に県内在住者に限定して開く。原水禁は9日にオンラインで全国の高校生によるシンポジウムなども計画している。
 座り込みは県平和運動センターなどが開き、通算456回目。約90人が参加した。同センター被爆連の川野浩一議長は「核兵器がなくなるまでやめるわけにはいかない。若い人にも継承したい」と語った。

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