日産の新型コンパクトSUV「キックス e-POWER」はどんなクルマ!?
タイで先行発表されたキックス e-POWER
日産は2020年5月15日、コンパクトSUVのニューモデル「Kicks e-POWER(キックス・イーパワー)」をタイで発表した。同国の日産工場で生産し、輸出も行うことも明らかにされた。日本以外では初のe-POWER搭載車生産国となる。
キックスe-POWERに搭載されるのは、1.2リッター3気筒ガソリンエンジンと、EM57型交流同期電動機(モーター)、発電機、リチウムイオン電池、インバーターの組み合わせ。システムの最高出力は95kW(129ps)、最大トルクは260Nmを発生させ、ノートの80kW(109ps)/254Nmに対し性能は向上させている。
他のe-POWERモデル同様に4つの走行モード(ノーマル・S・エコ・EV)を有し、Sとエコモードではアクセル操作だけで加減速が行えるワンペダル走行も可能な「e-POWER Drive」も楽しめる。
沈黙を守っていた日本でもいよいよキックス e-POWERのティザーサイトがオープン
さて、2019年より噂され続けてきたキックスの国内導入だが、日産では一貫して沈黙を守り続けてきた。そんな中でのティザーサイト「日産 キックス [ KICKS ] e-POWER 先行公開サイト」の公開が6月に突如スタートした。
6月10日時点で掲載されている画像は、車両のフロントグリルや前後ライト、ロゴなどの部分カットなど全部で5枚のみで、あとは「日産キックス e-POWER COMING SOON」と記されているのみ。しかしいずれもはっきりとわかる画像ばかりで、正式発売が近いことが示唆されている。
今のところサイト上に具体的な日時などは明示されていないものの、MOTAではキックス e-POWERの正式発売を6月中!と予想する。キックス e-POWERに関する続報が入り次第改めてご紹介していくので、楽しみにしていて欲しい!
[筆者:MOTA編集部]