三重県高校総体の代替大会  陸上や水泳など27種目で開催

中止が決まった県高校総体に代わる三重県独自の大会について、三重県教育委員会などは9日、陸上競技や水泳、レスリングなど27の種目で開催すると発表しました。

大会名は「三重県高等学校体育大会」とし、全て無観客で開かれることになりました。

現時点では、7月4日から県内各地で開かれる予定で、ソフトボール以外はそれぞれの種目で順位を決める方針です。

なお、それぞれの種目での開会式や閉会式は実施しないということです。

サッカーや柔道、ボクシングなど5つの種目については、3年生も出場できる大会が別に行われることや、身体的な接触をともなう競技特性などの理由から大会の開催が見送られることになりました。

このほか、テニス、空手道、バドミントンの3種目については検討中で、6月下旬をめどに発表される予定です。

大会を主催する県教育委員会と県高校体育連盟は、「練習の成果を発揮して3年生は集大成の場にしてほしい。実施できない種目の生徒には、頑張ってきた努力やチームメイトとの絆をいかして歩んでほしい」と話しています。

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