新型コロナウイルスの影響で、開催が予定されている鹿児島県での国民体育大会と全国障害者スポーツ大会の開催可否について検討が行われる中、三重県は来年以降の開催が決定している三重県など4県の意見も尊重して結論を出すよう、文部科学省などに要望することになりました。
今年の国体と全国障害者スポーツ大会は鹿児島県で開催が予定されていますが、新型コロナの感染拡大の影響で開催の可否が検討されています。
要望は、2つの大会の開催が決定、または内定している三重県、栃木県、佐賀県、滋賀県が共同で行う予定で、来年以降開催を予定している4県の意見も尊重して結論を出すよう文部科学省やスポーツ庁などの関係機関に近日中に要望を行います。
鈴木知事は「誰が悪いわけでもない中で、日本全体でダメージ、影響を色んな観点から検討してほしい。すでに決定・内定している県の意見をよく聞いてほしい」と話しました。
また、この日の会見で鈴木知事は、海外からの渡航や国内での人の移動の制限が残る中で、三重に来ることができない人たちとのつながりを維持しようとSNSを活用した観光キャンペーンを行うと発表しました。
