2019の年収28億円! 驚異の8歳児ユーチューバー 今年最も稼いだユーチューバーの世界ランキングが発表された。1位はアメリカの8歳児で年収は2,600万ドル(約28億円)! ランキングの3位はロシアの5歳児で1,800万ドル(約20億円)だった。子供たちが稼いだ金額の高さに多くのため息がもれている。

おもちゃで遊ぶ男児の動画チャンネルがここまで成長

動画投稿サイト「ユーチューブ(YouTube)」で今年最も稼いだクリエーターの世界ランキングを米『フォーブス』誌が発表した。

1位は年収2,600万ドル(約28億円)を稼いだ8歳のライアン・カジ君(芸名)。ライアン君は昨年も最も稼いだユーチューバー(年収2,200万ドル、約24億円)にランキングされており、2年連続の1位となった。

ライアン君のチャンネル「ライアンズ・ワールド(Ryan's World)」は、2015年にライアン君の両親が始めたもの。母親がライアン君のサイドキック役でレギュラー出演し、セットも作りかなり本格的なキッズ番組だ。チャンネル開設時はライアン君が様々なおもちゃで遊ぶ「ライアン・トイズレビュー」だったが、約3年でチャンネル登録者が約2,290万人、という大人気チャンネルに成長した。

動画の中には10億回以上も再生されたものもあり、同チャンネルの合計再生回数は約350億回に達しているという。

2位は約22億円、3位は約20億円のユーチューバーたち

1位のライアン君はアメリカのテキサス州在住だが、2位の「デュード・パーフェクト」というグループも、テキサス州の出身だ。ゲームやスポーツなど、いろんなチャレンジを行う男性5人組グループで、昨年のランキングは3位だったが、今年は22億円を稼いで2位に浮上した。

3位はロシアの5歳児、アナスタシア・ラジンスカヤちゃん。「ファニー・ステイシー」などを多言語で放送し、それらのチャンネル登録者は合計で約7,000万人、年収1,800万ドル(約20億円)を稼いだという。

子供ユーチューバーの場合、実際に稼いでいるのは親だが、画面に出ているのは子供たち。最近の子供たちや若者たちの多くが、将来の夢を聞かれると「ユーチューバーになりたい」と答えるのも仕方がないのかもしれない。

2019年12月25日

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