カチカチっと気持ちいい! ラチェット機構とは?
いわゆるソケットレンチや一部のめがねレンチには「ラチェット機構」という仕組みが使われています。ギアの一方向ではツメが引っかかって力を伝え、反対方向では噛まずに空転するため(この時クリック音が出ます)、ヘッド部分をボルトやナットから離さず往復運動のみで作業が可能です。
多くは回転方向を選ぶことによってを切り替えられ、締める・緩めるに対応。ギア歯数は24~100枚以上まであり、枚数が多いほど送り角が小さく、振り幅も少なくて済むので狭い場所でも使えます。ただし、その分繊細になり歯の強度が落ちる面もあるので、用途に応じて選ぶといいですね。
これは最高品質! ネプロスのソケットレンチセット
90枚ギアでも強いラチェットハンドル
こちらはKTCの高級ブランド、ネプロスの26点入りソケットセットです。六角ソケット12個に9.5sq(3/8インチ)のラチェットハンドルをはじめ、スピンナハンドルやエクステンションなどこれを揃えておけば間違いないセット内容となっています。
価格は64,944円とベーシックなKTCより割高ですが、スナップオンのようにメッキ処理をしてあることで滑りにくいのが特徴。ラチェットはネプロス独自の機構によりギア歯にかかる力を分散させ、強度となめらかさを両立させています。
クリック音も小気味よく、確かな品質で絶賛の声も多いアイテム。一度使ったら手離せなくなりますよ!