世界最大級の音楽祭BBCプロムス、今年のオープニングはバーチャルで 1895年から続くイギリスの夏の風物詩

イギリスの夏の風物詩でもある世界最大級の音楽祭プロムス。世界中が新型コロナ禍に見舞われた今シーズンは、人々を団結させるような特別な方法で開催されるという。「イブニング・スタンダード」紙が伝えた。

1895年から続くプロムスは今年で125年を迎えるが、新型コロナウイルスのため、7月17日のオープニング・ナイトはバーチャル・コンサートになる。

今年生誕250年となるベートーベンの曲を、350人以上のミュージシャンたちがそれぞれ自宅から自分のパートを録音し、マッシュアップしたものを放送するユニークな試みが行われるという。

そして観客による大合唱でも知られる9月12日の最終日は、ライブで行うのが主催者側の夢だという。実現したらさぞや感動的な光景になりそうだ。

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