きょう11日(木)午前、気象庁は東北南部、関東甲信、北陸、九州北部(山口県を含む)が梅雨入りしたとみられると発表した。東北南部と北陸は平年より1日早いが、関東甲信は平年より3日遅く、九州北部は6日遅い梅雨入りとなっている。
11日午前は九州を中心に激しい雨が降っているが、午後も西日本を中心に大気の状態が非常に不安定となる見込み。西・東日本は局地的に1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨の降るおそれがあり、あす12日(金)にかけて大雨となる所がある予想だ。なお、週末以降も曇りや雨の地域が多くなる見通し。
なお、梅雨は季節現象であり、その入り明けは平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間がある。梅雨入り、梅雨明けともに速報値として一旦、発表されるが、春から夏にかけての実際の天候経過を考慮した検討を秋に行い、その結果を確定値としている。