写真はイメージです。
ソープ嬢も仕事ですから、結構な忍耐力で接客時間は笑顔でおります。
しかし、それが絶対出来ない程無理難題を押し付ける客を「NG客」に、そして多くの女の子にNGにされると店に来られない「出禁客」に、最後はグループ全店で「出禁扱い」となります。
今回は、私が知っているNG客となった例をいくつかご紹介します。
常連客からNG客になるパターンの実例
【その1:地雷踏み続けタイプ】
対面早々、
A「エロい女だねー、ホントエロい顔してるね!」
F子、笑顔で「いえ普通ですよ、まだ何も始まってませんものね」
A「で、ホントはなんて名前?」
F子(笑顔で)「ここでの本名はF子ですから」
A(さらに)「ホントは何歳?」
F子(苦笑)「お店のHPに書いてある通りです」
A「どこに住んでんの? 高いマンションとか? いくら稼いでんの一月で?」
F子「……(死ねばいいのに!)」
【その2:常連客Bさん】
「Kちゃんがいてくれないと死んでしまうよ僕! 助けてKちゃん」と、号泣。
K子「あなたを救えるのは私じゃなくて心療内科のドクターよ!」と、以後NGに。
【その3:天然 空気読めない特定中厨】
仕事を終えたT子が自宅最寄り駅を出ると、なんと改札口に満面の笑顔で立っていた。
C「お疲れTちゃん。やっとここだって分かったよ! お帰り、待っていてあげたよ!」
T子(愕然)「やだー! 何でここだって分かったのよ?」
すると携帯を差し出しT子のブログの写真を見せる。
C「ここに映り込んでたこの店のロゴで探せたんだ! すごいでしょ? 僕頑張ったんだよ」
T子恐怖のあまり逃げ出し店に通報、NGへ。ストーカータイプ、あり得ん!!!
【その4:高齢、元会社社長、いつも横柄なD氏】
D「ところで、君らは漢字も読めないと思うけど、うちの孫の名前は木偏に風と書いて……」
S子「楓(かえで)ですね」
D「ふーん、それくらいは分かるのか」
ソープ嬢無学な底辺女と思うタイプ。耐えきれなくなった時に、NG決定!
一発NGになった客
【その1:超ストーカータイプ】
初めて来た客にいきなり封筒を手渡された。その中身とは
「まずはそれを読んで」
封筒を開けると、真っ白な便箋にびっしりと美文字で書かれた手紙。
「やっと会えましたね、君の写メ日記毎日読んでたよ。だから僕は君のことは何でも知ってるんだ。君の時計のブランドも、ペットのフェレットの名前も、ペンダントいつ買ったかも! これから君をずっと貸しきりにしたいんだ、嫉妬はしたくないからね。だから仕事を辞めて、僕とずっと一緒にいて欲しい……」
便箋5枚も続いて、すぐにNG。超ストーカータイプ危険度100%!
【その2:いきなりタックルする客】
初めてご対面の客、個室へ先に入ってもらいあとから姫が入室し扉を閉めた瞬間、思いっきり姫にタックル。後頭部を壁に打ち付けて失神しそうになるが、なんとか気力で復活。
「やめてください!」
客「レイププレイって好きじゃなかった?」
悪気もない様子、即効NG客に!
もうこのあたりまでいくと、ソープ登楼権失格以前に、日常生活大丈夫かなと心配になる方々ですね。
お仕事を続けるためには、奉仕の精神と忍耐力がなくてはなりませんが、安定したお仕事をするためには「心と身体の健康」は欠かせません。
そこを損なうようなことをされる方は「NG客」→「店出禁」→「グループ全店出禁」の道のりが待っておりますよ。(文◎久世素子 吉原某店勤務)