2019年で1番人気だったショアジギ用メタルジグはこれだ! 読者投票ランキング発表【ルアーマガジン・ソルトT.O.Y.】

『ルアーマガジン』、『ルアーマガジン・ソルト』両誌で毎年年末に開催している読者投票企画「T.O.Y.(タックルオブザイヤー)」。実際に道具を買っている読者が選んだ商品は何なのか。それこそ、ある意味「1番釣れる」道具ということも言えるかもしれません。2019年を通してもっとも支持を集めたランキング「2019T.O.Y.ショアジギ部門」発表です!

"T.O.Y. タックル・オブ・ザ・イヤー"とは?
『ルアーマガジン』と『ルアーマガジン・ソルト』にて、その年に最も信頼できるタックルを読者の皆様から募集。時代の流行りや風潮を読み解くこともできる、1年間を総括する人気ランキングなのだ!
※投票は『ルアーマガジン・ソルト 2019年10月号』~『同 2019年12月号』のアンケート集計結果に基づきます。
貴重なご意見ありがとうございます!

https://plus.luremaga.jp/_ct/17368863

ショアジギは“楽しい”釣りだ!!

夏~秋にかけてハイシーズンを迎えるショアジギは全国各地で大流行中。この人気の理由はショアジギに釣りのいろんな楽しみがギュッと詰まっているから。サーフ、堤防、磯と場所を問わずに楽しめ、釣れる魚種も豊富。しかも日頃のストレスごとぶっ飛ばす大遠投は超爽快! 最近ではブレード付きで投げて巻くだけのお手軽スタイルも浸透しつつある。

【1位】ジグパラ

Major Craft(メジャークラフト)

【290pt】前年1位

【スペック】
●自重:20~60g ●カラー:全22色(50、60gは10色) ●価格:オープン

お手軽価格! しかも使いやすくて高クオリティ。

全国各地の釣具屋で低価格で入手可能。しかもリアのトレブルフックとフロントのアシストフックは標準搭載。もちろんウェイトやカラーのラインナップも充実しているなど、およそ欠点らしい欠点が見当たらない超優等生メタルジグ。季節や魚種を問わず投入できるのもありがたい。

【2位】マキッパ

Megabass(メガバス)

【118pt】新登場!

【スペック】
●自重:3~40g ●カラー:10色 ●価格:700~860円

シャクリいらずのらくらくただ巻きジグ

メタルボディのテールにブレードが取り付けられたタイプのブレードジグ。投げて巻くだけで釣れるというお手軽さが売りだ。ブレードバイトを減少させるブレード一体型フック、高速リトリーブでも回転しにくい設計のボディなど、細かい部分にもこだわりがつまっているぞ。

【3位】ビッグバッカージグ

JACKALL(ジャッカル)

【98pt】前年3位

【スペック】
●全長:42~78mm ●自重:10~60g ●価格:550~830円

後方重心で気持ちのいいキャストを実現

向かい風でも突っ切って飛ばせる後方重心のメタルジグ。エッジの効いたボディ設計により、ロッドワークやリーリングで動かしている時にはキビキビとアクション。フォール時には鋭い動きとフラッシングでアピールしてくれるのだ。

【4位】ジグパラTG

MajorCraft(メジャークラフト)

【74pt】前年2位

【スペック】
●自重:10~60g ●カラー:5色(10~18g)、8色(24~60g) ●価格:オープン

コンパクト&ハイウエイト

大人気のジグパラの派生系として登場したタングステン素材のメタルジグ。ノーマルのジグパラに比べ使用している金属の比重が高いため、同じ大きさでもより重いウェイトにすることが可能。風の影響を抑えてキャストしたい。強い潮の流れをつっきって沈めたい。そんな時に活躍してくれるはずだ。

『ジグパラ』TG、サーフ、スローの使い分けを確認!

豊富な種類を取り揃えているメジャクラルアー。正しく使い分ければ釣果アップは確実だ。下の記事では本T.O.Y.8位の『ジグパラスロー』とともに使用方法を解説している。

【同率4位】サムライジグ

DAIWA(ダイワ)

【74pt】前年4位

【スペック】
●全長:43.5~136mm ●自重:7~130g ●カラー:全11色 ●価格:550~800円

DAIWAが誇る万能ジグ

リトリーブ時の安定したスイミング姿勢と、左右に大きくぶれることなくキラキラとフラッシングを放ちながらの水平フォールを両立。巻いてよし落として良しの万能ジグがサムライジグだ。トレブル&アシストフック付きなので、買ってすぐ使えるのもありがたい!

【6位】撃投ジグ

カルティバ

【50pt】前年6位

【スペック】
●自重:25~125g ●カラー:11色(25~40g)、9色(65~125g) ●価格:800~1,450円

ライトからガチなジギングまで何でもござれ

金属プレート型のベースを使用したタフボーン設計により、驚くべき強度を実現。単純に頑丈な素材を使用するのとは異なる形のタフ化が、アクションのキレや疲労感の軽減につながっている。ショアからのジギングに特化しているからこその逸品だ。

【同率6位】ドラッグメタルキャスト

DUO(デュオ)

【58pt】前年9位

【スペック】
●全長:43.5~60mm ●自重:15~40g ●カラー:全10色 ●価格:600~750円

プラグメーカーの本気のメタルジグ

数々の名作プラグを世に送り出してきた老舗メーカー・デュオが本気で作ったメタルジグ。ロングキャスト性能はもとより、安定したスイミング姿勢、水平スライドフォールといった小技まで獲得。ベイトフィッシュライクで美しいボディデザインに込められているぞ。

【8位】ジグパラスロー

MajarCraft(メジャークラフト)

【50pt】前年11位

【スペック】
●自重:10~60g ●カラー:全13色 ●価格:オープン

スローな展開、底物狙いで活躍!

幅広ボディデザインのスロー系ジグ。フォール時により水を受けることで落ち葉のようにひらひらと沈下することで、長時間魚に魅せることが可能となっている。5層マルチレイヤードコーティングなので、ハードボトムに落とし込んでも塗装がはがれにくい!!

【同率8位】コルトスナイパー アオモノキャッチャー

SHIMANO(シマノ)

【50pt】新登場!

【スペック】
●全長:71~91mm ●自重:28~60g ●カラー:全10色 ●価格:750~850円

安定姿勢が飛距離に貢献!!

名作・コルトスナイパーのボディをベースに、軽い操作でも高レスポンスでアクションするように設計。キャスト時にジグが回転しにくいデザインになっているため、安定したロングキャストが可能になっている。フロントにアシストフック2つの専用フックセッティングはバラシも激減!!

【10位】ジャックアイマキマキ

ハヤブサ

【46pt】新登場!

【スペック】
 ●自重:20~60g ●カラー:全9色 ●価格:オープン

ジャックアイシリーズ最新作!

ハヤブサのメタルジグ・ジャックアイシリーズの最新作として登場したのがブレード付きのジャックアイマキマキ。リトリーブはもちろん、カーブフォールでも安定したブレード回転でハイアピールが可能。サビキ針の技術を流用したオリジナルアシストフックSABIKIアシストもポイント!

『ジャックアイ マキマキ』でワラサをゲット!

プラスでは以前『ハヤブサ』のルアーテスター、橋本翔大さんとの実釣取材で『マキマキ』の威力を実感。『ジャックアイ』エース、グロッキーの使用感とともに詳しい使い方をうかがっている。

ジグパラがV3達成!

初登場以来、圧倒的な人気を誇るジグパラが2019年もT.O.Yを戴冠!! 低価格かつ高品質。そして買ってすぐに使えるお手軽感が魅力的なようだ。また、他の魚種のランキングにも入ってくるなど、オールマイティなところも信頼感に繋がっているのであろう。ルーキーイヤーにランクインしたマキッパとジャックアイマキマキはブレードジグタイプのルアー。しゃくる動作を必要とせず、巻くだけで釣れるというお手軽さはショアジギとの相性がいいようだ。

2019年度のソルト他部門T.O.Y.はこちら!

2019T.O.Y.の全情報は『ルアーマガジン・ソルト 2020年2月号』に掲載されています!

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