伊勢志摩を中心に映画撮影  社会派コメディー「法定相続人」

伊勢志摩を中心に三重県内を舞台にした映画「法定相続人」(仮)が製作されることになり、監督やプロデューサーらが11日に三重県庁を訪れ、鈴木知事に製作開始を報告しました。

映画「法定相続人」は、真珠養殖業を営む一家を中心に繰り広げられる騒動を描いた社会派コメディーで、今月初めに製作関係者らが伊勢志摩地域を訪れ、風土や歴史などを見学しています。

11日は5年前に亡くなった志摩市出身の映画プロデューサー、山際新平さんの遺志を継いで脚本を手掛ける児島秀樹さんや、監督の田中光敏さんらが県庁を訪れ、「新型コロナウイルスによって映画界も大変苦しいが、地方からこの状況を打開したい」と抱負を述べました。

鈴木知事は「県としても全面的に支援し、皆さんと一緒に頑張りたい」とエールを送りました。

映画「法定相続人」は来年秋から撮影を行い、2022年の夏から秋にかけて全国公開される予定です。

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