今年の国民体育大会が開かる予定の鹿児島県が1年程度の延期を関係機関に要望していることを受け、来年以降で開催が決定している三重県など4県が開催県に影響のない範囲で結論を出すよう日本スポーツ協会などに要望を行いました。
今年の国民体育大会と全国障害者スポーツ大会は鹿児島県で開催が予定されていますが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で開催の可否が検討されています。
11日は、2つの大会の開催が決定または内定している三重県、栃木県、佐賀県、滋賀県が共同で日本スポーツ協会やスポーツ庁などに要望を行い、来年以降で開催を予定している県に影響のない範囲で対応することなどを求めました。
鈴木知事は「真摯に受け止めていただいた」と話し、鹿児島県への支援も含めて要望したと話しました。
また、今年の大会の開催の可否については今月中に判断されることになっていますが、11日には鹿児島県の三反園知事が年内の開催を断念する考えを初めて示しました。
鈴木知事は「これまで準備してきた関係者の思いを考えると、心が痛む思い」と話しました。
