F1日本グランプリ 初の中止 鈴鹿で開催予定もコロナ影響

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、今年10月に鈴鹿サーキットで開催が予定されていたF1日本グランプリの中止が発表されました。

F1日本グランプリは、毎年10万人以上の観客動員数を誇る一大イベントで、世界から多くのモータースポーツファンが鈴鹿サーキットを訪れます。

F1は今年3月にオーストラリアで開幕が予定されていましたが、新型コロナウイルスの感染拡大で、これまで開催が予定されていた世界各国でのレースが全て延期されていました。

そして12日、鈴鹿サーキットで今年10月に開催が予定されていた日本GPの中止が発表されました。

F1日本GPが中止されるのは、初めてです。

鈴鹿サーキットを運営するモビリティランドによりますと、日本だけでなくヨーロッパでも渡航規制の延長が見込まれるとして、大会の開催を断念したということです。

今後、F1は関係者の大移動を伴う遠征開催を避け、ヨーロッパ内での開催を優先することになり、来月オーストリアで開幕する予定です。

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