徹底的に殺陣を極めそうな山崎賢人

俳優の山崎賢人が、映画「狂武蔵(くるいむさし)」(下村勇二監督、8月21日公開)に出演することを、一部スポーツ紙が報じた。

アクション監督でもある俳優の坂口拓が主演する同映画は、1604年(慶長9)が舞台の時代劇。坂口が9年前に撮影したアクション部分をベースに、新たに撮影した部分を加えて完成させたもので、坂口が400人を斬る77分間ワンカットのアクションが見どころ。

記事によると、山崎主演の映画「キングダム」でアクション監督を務めた下村監督と、凄腕の剣豪・左慈役で共演した坂口から未完の作品があると聞いた山崎が、出演を希望。山崎は主人公・宮本武蔵の敵として初めて侍役に挑戦しているという。

「坂口といえば、先日、生田斗真と結婚した清野菜名の若き日にアクションをたたきこんだことが知られている。指導方法はかなりガチのため、清野は生傷が絶えなかったのだとか。『キングダム』で見事な殺陣をこなした山崎だが、すっかり坂口の“門下生”になってしまったようだ」(映画業界関係者)

現在、再放送されている主演したフジテレビ系の医療ドラマ「グッド・ドクター」の熱演が話題になっていた山崎。

今年は高畑充希とのW主演作「ヲタクに恋は難しい」ではオタクの会社員役を演じ、公開が延期になっているお笑いコンビ・ピースの又吉直樹が原作の「劇場」では劇団員の主人公を演じている。

「それまではまったく肉体派のイメージがなかった山崎だが、『キングダム』ですっかりひと皮向けた。今後は殺陣の技術を生かし、本格的な時代劇への挑戦もあるかもしれない」(芸能記者)

以前はさわやかな高校生役が似合っていた山崎だが、着実にステップアップを重ねている。

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