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長崎県、壱岐の初夏の味覚、壱岐産アムスメロンの収穫が大詰めを迎えている。市内のメロン農家計34軒で1万5千箱の出荷を見込む。JA壱岐市の営農指導員、松嶋新さん(36)は「今年は天候に恵まれ、メロンの糖度の乗りも順調」と出来に太鼓判を押している。
同市芦辺町でハウス3棟(約13アール)を所有するメロン農家、豊永ヨシノさん(67)と父の義江さん(93)。義江さんは午前5時から、1玉千~1500グラムの大きさに育ったメロンを収穫。腰を90度以上曲げながら、1箱に3~6個詰め、約800箱を出荷するという。
豊永さんは昨年まで6年連続で市内での反収(10アール当たり収量)トップを誇る。メロン栽培を始めて33年になる義江さんは「メロンが何箱できたというのが楽しみ。メロン作りは生きがい」と胸を張った。
市内の直売所やスーパーなどで販売している。