梅雨を迎えて、五條市西吉野町では特産のウメの出荷が本格化しています。
このうち、JAならけん西吉野梅選果場には、およそ180軒の生産者から収穫したウメが持ち込まれています。現在は、梅酒づくりに最適な「鶯宿」と梅酒・梅干しどちらにも使える「白加賀」の2種類が出荷されていて、パートの従業員らが実の大きさや傷をチェックする作業に追われています。
生産者によりますと、今年は、受粉を助けるミツバチの活動が鈍かったため、例年よりも収穫量が少ない一方、全体的にサイズは大きめだということです。
明日からは、主に梅干しに使われる品種「南高」の出荷も始まり、選果場は最も忙しい時期を迎えます。 ウメの出荷は6月末ごろまで続きます。