鈴鹿のホンダ工場で事故 配電盤が爆発か 2人重傷

三重県にある本田技研工業鈴鹿製作所で14日、工場内の配電盤が爆発し、作業をしていた男性2人が上半身や顔などにやけどを負い重傷です。

14日午前9時15分ごろ、本田技研工業鈴鹿製作所の工場内で爆発音があり、溶鉱炉の配電盤を操作していた社員の野原鉄矢さん(21)と、すぐ後ろにいた派遣社員の熊谷竜児さん(27)が倒れているのを従業員が見つけました。

この事故で、野原さんは上半身に、熊谷さんは顔などにやけどをする重傷を負いました。

警察の調べによりますと、現場の溶鉱炉は55日から14日まで停止していて、2人が15日の稼働再開の前に電気が通っているかどうかの確認作業をしていたところ、配電盤がショートした可能性が高いということです。

警察で現在、詳しい事故の原因を調べています。

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