クラウドベースのITインフラ運用管理ソリューション「EcoStruxure IT Advisor」提供開始

● IT機器導入・移設時に最適な設置場所をキャパシティデータにもとづきアドバイス
● インパクト分析とシミュレーションにより、デバイスの故障や停止が、周辺デバイスと環境に与える不測のリスクを低減
● 2D/3Dビューによる直感的なユーザーインターフェースでデータセンター内のITインフラの設置場所を正確に一元管理
● 機器の増設、移動、廃止に伴うチェンジマネージメント(構成変更管理)に自動化されたワークフローを使うことでヒューマンエラーを削減

エネルギーマネジメントおよびオートメーションにおけるデジタルトランスフォーメーションのリーダーであるシュナイダーエレクトリックは、クラウドベースのITインフラ運用管理ソリューション「EcoStruxure IT Advisor」(エコストラクチャー アイティ アドバイザー)を7月20日に国内で販売を開始します。

シュナイダーエレクトリックのIoTプラットフォーム「EcoStruxure」アーキテクチャーの一部である「EcoStruxure IT Advisor」は、データセンターのIT資産管理、電力や冷却能力、UPSのバックアップ時間といったキャパシティ分析による最適な機器配置場所の選定や、機器のチェンジマネージメントを支援するITインフラ運用管理ソリューションです。
企業内のデータセンターや中堅のデータセンター事業者といった、限られた人的リソースで多くのIT機器を管理しなければならない場合や、IT資産の管理をスプレッドシート等の台帳で管理している場合に有効なソリューションです。クラウドベースのサブスクリプションモデルに加え、オンプレミス環境用にソフトウェアライセンス形態でも利用できます。

EcoStruxure IT advisor 管理画面イメージ_1EcoStruxure IT advisor 管理画面イメージ_2

EcoStruxure IT Advisorの主な特長は以下の通りです。
● 2D/3Dビューでフロア、ケージ、ラックを表示し、IT資産が、どこでどのように配置、接続されているかを一元管理
● キャパシティ管理によるIT機器の導入、移設時の設置場所の最適なアドバイス
● 最適な機器配置により、不要なキャパシティ、設備、コストを削減
● IT 機器の増設、移動、廃止の際に、シミュレーションによるビジネスインパクトを最小化する手順のアドバイスや人的エラーを防止するワークフローを提供し不注意によるシステムダウンのリスクを軽減
● テナントごとのフロア、ケージ、ラックまたはサーバーレベルでIT資産をマッピングし稼働状況をレポート

「EcoStruxure IT Advisor」のより詳細な製品概要は、本日から開催する期間限定のオンラインイベント「Innovation Days : Resiliency at the Edge Tokyo 2020」にてお聞きいただけます。是非、イベントサイトにて参加登録いただき該当の講演をご覧ください。
URL:https://se.oatnd.com/Innovation-days-2020

なお、シュナイダーエレクトリックでは、クラウドベースのITインフラ設備管理ソリューション「EcoStruxure IT Expert」(エコストラクチャー アイティ エキスパート)および、「EcoStruxure ITプラットフォーム」に収集されたデータをもとに、シュナイダーエレクトリックの専門家が24時間365日遠隔監視をし、保守契約に基づいた修理交換手配などを行う「EcoStruxure Asset Advisor」(エコストラクチャー アセット アドバイザー)を昨年末より提供開始しています。
EcoStruxure ITの詳細は、 https://www.se.com/jp/ja/work/campaign/innovation/datacenters.jsp をご覧ください。

Schneider Electricについて
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