宣言解除1カ月 伊勢は・・・

三重県の緊急事態宣言が解除されて14日で1カ月となる最初の週末。三重県内の観光地では徐々に観光客の姿が戻ってはいるものの、まだまだ少ない状況が続いています。

5月の参拝客が前の年と比べて約4パーセントまで激減した伊勢神宮。内宮周辺のおはらい町やおかげ横丁では、緊急事態宣言を受けて各店舗が臨時休業を余儀なくされるなど大きな影響を受けました。

県の緊急事態措置が解除されても多くの店舗の休業が続いたことなどから、徐々に観光客が戻り始めたのは5月下旬からでした。

全国的に緊急事態宣言が解除され営業自粛を続けていたおかげ横丁でも一部の店舗が再開されましたが、おかげ横丁によりますと週末でも観光客の人出は3割ほどだということです。

一方で、東海3県で県をまたいだ観光移動の自粛が解除されたことから、県外からの観光客も徐々に戻り始めています。

おかげ横丁では、客席の使用を制限するなど間隔を空ける対策をとっているほか、来店の際のマスクの着用やアルコール消毒などを呼びかけています。

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