【夏アロマ】蒸し暑さとモヤモヤを吹き飛ばす「フレッシュな香り」5選

湿気や気圧の影響でどこか晴れ晴れとしない季節。そんなときは植物のアロマ(香り)を暮らしに取り入れると気分転換や癒しになりますよ。今回はジメジメとする夏にピッタリの、清々しくフレッシュな香りを厳選してご紹介します。

暮らしにアロマの癒しを

気分を上げてくれたり、疲れた心を癒してくれたり、ぐっすり眠ることができたりとアロマを取り入れることは日常を豊かにし、心と体に癒しやゆとりを与えてくれます。
しかも、植物本来の力にはそれぞれに効能があるため、季節の変化によるプチ不調や不安定な気分を整え、改善してくれる効果なども期待できますよ。

「エッセンシャルオイル」と「アロマオイル」

アロマの基本は、植物のさまざまな部位から抽出された、天然素材100%の「エッセンシャルオイル(精油)」。このオイルはもちろんそのまま楽しむこともできますが、複数をブレンドしたり、合成香料を含有した「アロマオイル」やスキンケアアイテムなどもあり、気軽にも本格的にも楽しむことができます。
ちなみに植物の力による効能を期待したいなら、「エッセンシャルオイル」がオススメです。色々な香りを試して自分に合うものを見つけたいときには、「アロマオイル」でそれぞれの気分を味わって。

ジメジメ蒸し暑い夏はこの5つのアロマ

蒸し暑くて眠れない夏の夜や、気持ちがすっきりとしないときなどにピッタリの爽やかなアロマを5つご紹介します。

【1】若々しい爽やかさ「ライム」

少し苦みを含んだスッキリみずみずしい香りです。ストレスにより生じる肝の熱を冷まして、気を巡らせる効果があるそうで、頭の中をスッキリさせたり気分を高めたいときに。
ライムの香りは心が弾むような若々しさがあり、朝から昼が似合います。ただ光を集める光毒性があるので、日中に肌に塗布する際には注意してくださいね。
またディフューザーなどを使った芳香浴で空間を浄化し、気持ちのいい空間作りにも使えます。

【2】フローラルな爽やかさ「ベルガモット」

化粧品やフレグランスに香料として使用されることの多い、フローラルな香りが特徴の柑橘系のオイル。ストレスやフラストレーションを鎮静してくれる効果が期待できます。
手作り化粧品はじめ、芳香浴やトリートメント法など幅広い楽しみ方ができますが、柑橘類特有の光毒性があるため使う時間帯には注意しましょう。

【3】安心感のある爽やかさ「サイプレス」

森林をイメージさせるどっしりとした香り。
肺の気を補う作用が期待されるため、不安定な心を慰め力づけてくれます。また浄化力が高く体の中にたまっている老廃物や余分な水分などを流し去ってくれることから、「引き締め」の力が強いことでも知られています。
トリートメントや化粧品で使うほか、部屋をたっぷりのマイナスイオンで満たす芳香浴もオススメ。

【4】清涼感あふれる爽やかさ「ペパーミント」

お馴染み、ミント特有の清涼感のあるスッキリとした香りは、体温を下げるという報告もあるので、夏の時期は使い道が広がるオイルです。また頭の熱も冷ましてくれるそうなので、集中力を高めたいときや気分転換が必要なときにぜひ頼りたいオイルです。

【5】リラックスできる爽やかさ「ラベンダー」

爽やかでフローラルな香りで、リラックス効果が高いのはやはりラベンダーです。
熟睡と爽やかな目覚めが得られるとして、寝室で使うとその効果をより実感できます。
また細胞の活性化や抗炎症作用なども期待できるので、昔から化粧品に使われています。一日の終わりに、ラベンダーの香りに包まれるスキンケアタイムを楽しんでみては。

まとめ

柑橘系のスッキリとみずみずしい香りから、お馴染みで人気のものまで、梅雨から夏にかけて使いたいアロマをご紹介しました。
気分に合った香りや楽しみ方で、これからの暑い季節を軽やかに乗り越えたいですね。

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