佐世保西高が中学教諭にオンライン学校説明会

ビデオ会議アプリを使い、入試の概要について説明する担当教諭=佐世保市、佐世保西高

 長崎県立佐世保西高(佐世保市田原町、宅島健司校長)は15日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」を使って中学教諭を対象にしたオンライン学校説明会を開いた。
 同校は例年6月から7月にかけ学校説明会を実施している。しかし今年は新型コロナの影響で、人が集まる説明会の自粛が求められ開催を見合わせている。
 ただ県教委は、現在の中学3年生が受験する2021年度から、学校推薦を廃止し、選抜試験を前期と後期の2回実施するなど公立高入試の仕組みを大きく変更する方針。同校はできるだけ早く入試制度の概要を説明して受験生の不安を和らげ、志願者の増加につなげようとオンライン説明会を企画した。
 34校の進路指導主事らが参加。同校の担当教諭がスライドを使って前後期の定員数や試験の内容について説明した。22~24日には中学3年生や保護者を対象にオンライン説明会を開く。

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