【新型コロナに負けない!】山口井筒屋で6月23日まで 作家25人の「アマビエ展」

 新型コロナウイルス感染症収束まで、対策に関する新情報、影響を受けている地元企業の経済活動や支援の動き、「おうち時間」の楽しい過ごし方等々、読者の皆様が前向きな気持ちになれる情報などをお届けする「新型コロナウイルスに負けない!」。この記事では、全国25人の作家による「アマビエ」展を紹介します。

 日時は6月17日(水)から23日(火)の午前10時から午後6時(最終日は5時)までで、会場は山口井筒屋(山口市中市町3)。絵画、立体、版画、陶芸、羊毛フェルト、アクセサリー、編みぐるみ等で表現された「アマビエ」や、猫をモチーフにした「猫ビエ」の作品が展示販売されます。入場は無料です。

▲木彫りの「アマビエ」作品も

 アマビエとは、疫病の流行を予言するとされる妖怪。人魚に似ていますが、口はくちばし状で首から下は鱗に覆われ、三本足。「疫病が流行することがあれば、私の姿を描いた絵を人々に見せよ」と告げたとの伝承があり、SNS上で江戸時代の瓦版「肥後国海中の怪」(京都大学附属図書館所蔵)の画像が話題になったことを発端に、コロナ収束を願って様々な商品や企画に取り入れられています。

 今回の展示を企画したギャラリーまねき猫や(下松市桜町1、TEL0833-45-2523)の中川美穂さんは、「疫病退散の願いと、作品を発表する機会の減少した作家さんたちの応援になればという思いから開催します。展示販売は一点ものにつき、お早めにどうぞ」と来場を呼び掛けています。参加する作家は次の通り。(敬称略)

 蝉丸▽白田和香子▽w*works▽かえる屋工房▽岡村洋子▽河辺花衣▽安藤ゆう子▽安間史織▽伊藤千史▽大石ゆり▽小川淳▽寒水崇之▽五畳まこ▽冨永圭志▽藤田明▽山崎えり▽山本怜央▽吉田次美▽五十嵐俊介▽渡邊萠▽北村工房 北村 俊秀▽左京和子▽POTCH-POTCH▽東マユミ▽肥後博己

 なお、売り上げの一部は公益社団法人「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」を通じ、新型コロナウイルス感染症対策を支援する寄附金に充てられるそうです。

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